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広州生地市場
広州市場デメリット③その他生地品質問題

広州市場デメリット③その他生地品質問題
広州市場は、世界中のマーケットが相手である生地市場として有名ですが、
残念なことにクオリティの面では、日本の消費者向けに使用するには問題のある生地も多く存在しています。
色落ち、穴、キズ、汚れ、飛び込み、糸引き、ネップ、プリント不良、斜行など、様々な問題が発見されます。
また、過去使用実績のある生地でも、生地屋の生産ロットが変わると都度、問題発生のリスクがあります。
弊社では、生地購入後に全量検査を行い、問題が見つかった場合は、生地屋への返品・交換交渉を行っています。
しかし、稀に生地屋の在庫全てに問題があり、交換後も同様の問題が発生する場合もあります。
そのような場合は、軽微なものであればお客様と許容の基準を確認したり、生地の変更提案を行うなどして対応させていただいております。
生地品質の問題は、一定のリスクを伴うものであることを認識しながら使用する必要がありますが
それでも、広州市場生地を使用しての生産のメリット(小ロット、短納期生産)を享受しながら、
適切なリスクマネジメントを行うことで、日本の消費者に満足していただける商品を提供することを目指しております。