中国広州市、その驚きの背景とは?
こんにちは!今回は、「Kugulu」の工場背景がある場所、中国広州市のすごさをたっぷりとご紹介します。
この街が無いと私たちの商品が生まれる事はありません。
日本のアパレル生産に関わっている経験者の方ならご存知の方も多いと思いますがアパレル生産未経験の方に取っては聞き慣れない地名と思います。
簡単にですが中国広州市でのアパレル生産の背景について説明していきたいと思います。
広州市ってどんなところ?
広州市は、中国南部の広東省に位置する大都市で、古代から商業の中心地として繁栄してきました。
特に、広州は海洋貿易の重要なハブで、世界各地から多種多様な商品が集まる場所でした。
このような特性から、広州市は「世界の工場」とも称され、多くの製造業が集まっています。
広州市は繊維産業において特に優れており、その歴史は非常に長いです。
宋代(960年 – 1279年)にはすでに絹織物の生産が行われていました。
広州は当時、海外との貿易の中心地として栄え、繊維産業もその恩恵を受けて発展しました。
その後も広州の繊維産業は急速に発展し、特に近年ではその規模と品質がさらに向上しています。
現代の広州市は、多種多様な商品が取引される巨大な市場を抱える一方で、国内外の多くの企業が生産拠点として利用しています。
その中には生地・付属メーカーや、繊維製品、アパレル関連の工場も多く、世界中からバイヤーが集まってきています。

一方、広州市は中国の経済改革の波を受けて大きく変化してきました。
現在では従来の労働集約型の産業から知識や技術を重視した産業へとシフトしてきており、製造業だけでなくITや金融、高等教育などの分野でも活発な動きが見られます。
しかし、それでもなお広州市のモノづくりの伝統は健在で、高品質な製品を世界中に供給し続けています。
多種多様な素材や付属品、専門的な技術や知識が集まる場所であることから、広州市は引き続き多くの企業にとって魅力的な生産拠点となっています。
東京ドーム7個分の広さ!その市場の規模とは?
広州市にある市場は驚くほど広大です。
その規模は、なんと東京ドーム7個分、約30万平米もあります。
中学校の校庭がおおよそ1万平米なので、中学校の校庭が30個分もあると想像してみてください。
弊社のお客様もよく広州へ主張に来て、一緒に市場を回ることが多くありますが一週間の出張程度では到底全てを見て回ることはできず市場の一部のみとなることが多々あります。
そんな広大な市場では、あらゆる商品が取引されています。
多様な商品が集まる、まさに「宝箱」のような市場
この市場では、さまざまな種類の商品が取り扱われています。
たとえば、さまざまな種類やデザインの布地や、ボタンやファスナーといった付属品、ファッションアイテムの革製品やバッグ、帽子、スカーフなど。商品の種類は豊富で、初めて市場に来られるお客様は揃って皆その多様さに驚かれています。



「お客様の想い」を形にする、特別なお店たち
広州市の市場では、ただ商品を売買するだけではありません。
お客様の注文に応じて、特別に商品を作ってくれるお店もたくさんあるんです。
広州市の市場では、オーダーメイドのオリジナル商品(プリント生地、ボタン、ファスナー、テープ等)を作ってくれるお店が数多く存在します。
お客様が自分でデザインした色、サイズ、材料などオリジナルのデザインを指定でき、それに応じて商品が製作されます。
オーダーメイドの利点は数多くありますが一般的には生産のミニマムロットが大きいのですが
広州市場でのオリジナル作製においては、ミニマム数量が比較的少ないためオリジナル商品を作る敷居をぐっと下げることが可能となってきます。
「Kugulu」の広州市での活動、その全貌とは?
私たち「Kugulu」は、ここ広州市の市場背景で、過去十数年で日本向けの商品をたくさん作ってきました。
その数、なんと1万種類以上、200万枚以上。その全てが、私たちの手から生まれ、皆さんのもとへと届けられた商品です。
過去のお客様は、アパレル小売、商社、アパレルOEMメーカー様等からの依頼が多くありましたが、近年では個人でECショップを経営されているお客様や異業種よりアパレルビジネスへ挑戦されてくるお客様からのご依頼が増えております。
「服作りをもっと身近に」、その想いを込めて
私たちの目標は、「服作りをもっと身近に」。
だからこそ、お客様一人一人が服作りを楽しみ、その過程を体験できるよう、日々お手伝いができるよう努めております。
衣料品作りの喜びを、一緒に感じていただけること、それを私たち「Kugulu」の目標としております。
このブログで、私たち「Kugulu」より「服作り」の全てをお伝えします
このブログでは、ホームページだけでは伝えきれない「服作り」の魅力をお伝えしていきたいと思います。
商品作りの裏側、広州市の魅力、そして何より私たちの想い。
それらを通して、あなたに「服作り」をもっと深く知っていただきたい。それが、このブログの目指すところです。
さらに情報が必要な場合や、何かご質問がありましたら、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
どのようなお問い合わせでもお気軽にご連絡いただければ幸いです。